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ペンス氏“北への姿勢伝える対話あり得る”

2018年2月15日 20:58

アメリカのペンス副大統領は14日に講演し、非核化につながらない北朝鮮との交渉はないとする一方、アメリカの北朝鮮への姿勢を伝えるための対話はあり得るとの認識を示した。

14日、メディアのイベントに出席したペンス副大統領は、北朝鮮が核・ミサイルを完全に放棄するまで外交面と経済面で圧力をかけ続けると述べた。アメリカが対話に前向きだとの見方も出ている中で、北朝鮮に強い姿勢をとる政権の方針をあらためて強調したもの。

その一方で、ペンス副大統領は北朝鮮との対話についても触れ、こうしたアメリカの姿勢を伝えるための直接対話はあり得るとの認識を示した。

ペンス副大統領「我々は常に対話の力を信じている。北朝鮮政権に我々の政策を伝えるため、我々の扉は開いている」

これまでトランプ政権は、北朝鮮が非核化の意思を示さないかぎり交渉のテーブルにつかないと明言している。今回もペンス副大統領は「対話と交渉は違う」とも述べ、仮に対話が実現した場合でも北朝鮮側の要求には応じない考えを強調した。