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佐川国税庁長官は“間違った人事”と追及

2018年2月15日 12:14
佐川国税庁長官は“間違った人事”と追及

森友学園の問題を巡り野党側は、交渉の記録は破棄していると答弁していた財務省の佐川前理財局長が現在、国税庁長官を務めていることを15日も追及している。

立憲民主党の海江田議員は、国民が「真面目に税金を払う気がしなくなってしまった」とただした。

立憲民主党・海江田万里議員「(佐川氏は)虚偽答弁の疑いのある発言をしたんですよ。やっぱりこれは適材適所じゃないですよ。間違ったんですよ、人事を。内心では(麻生財務相も)そう思っているに違いない」

麻生財務相「内心もそう思っておりません」

海江田議員「なんか真面目に税金払う気がしないな、という気が起きてしまった。これ国の一番の基本の危機だという認識をぜひ持っていただきたいと思います」

麻生財務相は「佐川氏は国税庁長官として適切だ」と繰り返した。

一方、安倍首相が14日に撤回した労働時間を巡るデータについて、厚生労働省はそのデータ以外に裁量労働制の方が労働時間が短いとする調査がないことを明らかにした。加藤厚生労働相はデータの内容や調査方法について週明けの19日までに精査して報告するとしている。