壊滅状態の「イスラム国」脅威は続いている
過激派組織「イスラム国」が壊滅状態となる中、アメリカ主導の有志連合が13日、閣僚級の会合を行い、「イスラム国」は戦闘員の勧誘を続けるなどしていて、対策が必要との認識を確認した。
会合には75の国や組織が参加して行われた。「イスラム国」は、シリアとイラクで支配地域を失い壊滅状態になっているが、アメリカのティラーソン国務長官は「多くの戦闘員が他国に逃れるなど、脅威は続いている」と強調した。
ティラーソン国務長官「『イスラム国』を完全かつ永続的に打倒するまで、努力を続ける決意を再確認する」
また会合では、「イスラム国」による戦闘員の勧誘や宣伝動画への対策などで、今後も協力していくことを確認した。