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義理チョコ不要論の真意 義務チョコは不要

2018年2月13日 14:33
義理チョコ不要論の真意 義務チョコは不要

2月14日はバレンタインデーということで、この時期、チョコのレシピなどバレンタイン関連の検索が多くなっている。そんな中、バレンタインデーの“義理チョコ”をめぐり、一石が投じられた話題を取材した。


■義理チョコ不要論…やっぱり必要?

今年のバレンタインを前に、ゴディバが「日本は義理チョコをやめよう」と新聞広告を出した。このメッセージに“ブラックサンダー”の有楽製菓が、すぐにツイッターでこう反応した。

「よそはよそ、うちはうち。『日頃の感謝を伝えるきっかけ』として義理チョコ文化を応援いたします」


■意見わかれた両社社長を取材

そんなゴディバ ジャパンと有楽製菓の社長にインタビューをしたところ、意外なことがわかった。ゴディバ ジャパンのシュシャン社長はこう話す。

「義理チョコってね、義務チョコになってきたんですよ。義務的になって形だけ。それはやめようって言いたい」

そして、有楽製菓の河合社長は――

「義理チョコは必要。一方で、義務としてあげる義理チョコ。そうであればやめる方がいい」

“義務はやめよう”という点で、両社社長の思いは意外にも同じだった。


■「義理チョコは負担」7割超

働く主婦を対象にしたあるアンケートでは、義理チョコは「少なからず負担に感じる」という結果が7割を超えた。河合社長はこう語る。

「感謝を伝えるという意味での義理チョコ。こうした文化はぜひ残していくべき」

また、シュシャン社長も――

「本当に気持ちを込めてサンキューと言いたい。そういう本来の意味でハッピーバレンタインデーを過ごしてください」


【the SOCIAL todayより】