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与正氏-文氏会談 北メディアが好意的評価

2018年2月11日 16:57

北朝鮮の国営メディアは、韓国を訪れている金正恩委員長の妹・金与正氏が文在寅大統領と会談し、親書を手渡したことを伝え、「温かい雰囲気で行われた」と好意的に評価した。

11日付の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、与正氏が文大統領に金委員長の親書を手渡した後、笑顔で握手を交わす写真などを1面に掲載した。

記事では、「南北関係の改善について虚心坦懐に話をした」「真剣ながらも温かい雰囲気で行われた」と会談を好意的に評価した。

ただ、手渡された親書の内容や、文大統領に首脳会談の開催のため訪朝を要請したことには触れていない。

さらに「労働新聞」は、与正氏らが文大統領とともにアイスホッケー女子の南北合同チームの初戦を観戦したことも1面で伝え、平昌オリンピックを機に高まる南北の融和ムードをアピールした。