トランプ大統領“DV疑惑”元秘書官を擁護
アメリカ・トランプ大統領は9日、家庭内暴力の疑惑で辞任した元秘書官についてコメントして、擁護する姿勢を示した。一方で、この疑惑への対応をめぐり新たに首席補佐官が辞任する可能性まで取りざたされている。
トランプ大統領は9日、元妻2人への暴行疑惑が報じられ辞任したホワイトハウスのポーター秘書官について、カメラの前で初めてコメントし、擁護する姿勢を示した。
トランプ大統領「彼は『無実だ』と強く言っていたのを覚えておかなければいけない。彼が成功することを願っている」
一方、大統領は、自身の右腕であるケリー首席補佐官が去年から疑惑を把握しながら手を打たなかったとして激怒し、首席補佐官の後任を探し始めたと複数のアメリカメディアが報じている。
さらに、有力紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、ケリー首席補佐官は9日、周囲に辞任の意思を漏らしたという。辞任は差し迫ったものではないとの見方もあるが、一連の騒動をめぐって波紋が広がっている。