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米中外交トップ会談“北への圧力継続”確認

2018年2月9日 21:52

アメリカのティラーソン国務長官は8日、ワシントンを訪れている中国の外交トップ・楊潔チ国務委員と会談し、北朝鮮に対し、圧力をかけ続ける方針を改めて確認した。

アメリカ国務省によると、会談の中で両者は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、圧力をかけ続ける方針を再確認したという。また、海上で北朝鮮の船舶に石油精製品を受け渡すなど制裁逃れが指摘される中、ティラーソン国務長官は中国側に制裁を徹底するよう求めたとみられる。

一方、中国側の発表では、圧力をかけ続ける方針を確認したことには触れず、平昌オリンピックを機にした緊張緩和の流れを維持し、対話での解決を目指すべきとの立場を強調。アメリカとの立場の違いも改めて浮き彫りになっている。

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