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通行止めから3回目の夜…立ち往生100台

2018年2月8日 17:28
通行止めから3回目の夜…立ち往生100台

北陸地方を襲った記録的な大雪は、ようやくピークを越えそうだが、影響が続いている。

最大で1500台の車が立ち往生した福井県の坂井市から、中継で伝える。

福井県坂井市の国道8号線。災害派遣の陸上自衛隊は1100人態勢で現地入りしていて、人海戦術に加え大型の重機も投入し、現在も道路の除雪と立ち往生している車両の搬出作業を続けている。

8日の坂井市は午後5時29分が日の入りの時間で、このあと約40分後には再び夜の作業の時間帯に入る。

記録的な大雪で通行止めになっているのは、石川県との県境からあわら市、それに坂井市を経由し福井市までつながる上下線の区間。

自衛隊はこのうち24キロの区間を集中的に除雪していて、通行止めから3回目の夜を前に、一時は最大で1500台あった立ち往生の車両が午後3時現在で100台にまで減っている。

このあたりでは積雪が130センチを超える中、この時間は気温も次第に下がり始めている。

昼夜を通して作業を続ける自衛隊は、日中には「きょうの夕方にも立ち往生を解消する」としていたが、雪が断続的に降ったこともあり、いまだ通行止めは解除されていない。