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「特殊詐欺」去年認知件数、7年連続で増加

2018年2月8日 15:34
「特殊詐欺」去年認知件数、7年連続で増加

振り込め詐欺など「特殊詐欺」の去年1年間の認知件数は1万8000件あまりと、前の年から約3割増え、7年連続で増加したことが分かった。

警察庁によると、高齢者らを狙った「特殊詐欺」の去年1年間の認知件数は、前の年から約3割増え1万8201件となり、7年連続で増加した。被害総額は3年連続で減ったものの、約390億円に上っている。

親族や警察官などを装う「オレオレ詐欺」と有料サイトの利用料金名目などの「架空請求詐欺」が、前の年から1.5倍ほど増え、2つの手口で全体の8割近くを占めた。

「オレオレ詐欺」のうち、警察官や金融関係職員になりすますなどしてキャッシュカードをだまし取る手口は、前の年の4倍に急増したという。