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診療報酬改定 子どもや妊婦への医療充実も

2018年2月7日 20:35

患者が治療を受けると医療保険、税金、患者負担で医療機関に支払われる「診療報酬」について、4月から改定される内容が7日にまとまった。子どもや妊婦への医療の充実を目指すものも含まれている。

子どもの医療では、たんの吸引や胃にチューブで栄養を注入するなど、医療的なケアが必要な子どもについて、現在は歩けない重症の場合に限って、長時間の訪問看護を週3日まで利用することができるが、4月以降は、歩ける場合も同じように訪問看護の対象になる。

また、妊婦が、妊婦検診以外に風邪などの治療のために受診する場合、その妊婦を診た医療機関に「妊婦加算」と呼ばれる報酬が新たに支払われる。