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米国務長官 TPP復帰検討の方針を強調

2018年2月6日 15:27

アメリカのティラーソン国務長官は5日、TPP(=環太平洋経済連携協定)について「トランプ大統領はTPPを一蹴しているわけではない」と述べ、改めて、復帰を検討する方針を強調した。

TPPを巡ってはトランプ大統領が先月末、復帰を検討する方針を表明している。ティラーソン国務長官は訪問先のペルーで会見し、改めて、こうした方針を強調した。

ティラーソン国務長官「トランプ大統領は11か国によるTPPを見てみると言っている。TPPを一蹴しているわけではない」

一方で、ティラーソン長官は「西半球の国々とはすでに強力な貿易協定を結んでいる」と指摘。TPPがアメリカにとってメリットのある内容になることが必要との認識も示した。