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育児ストレス“脳画像で判別”虐待防止に…

2018年2月5日 19:28

子育てに悩み育児からのストレスで落ち込むことが多いお母さんの状態を、脳の画像から判別する方法が開発された。

福井大学の友田明美教授らは、就学前の子どもを育てる母親30人の脳の働きを、fMRI画像で分析した。育児のストレスで気分が落ち込んだ母親の脳は相手の気持ちを推し測ろうとする部分の働きが大幅に低下していたという。

産後のストレスで母親の7人のうち1人が、うつ状態にあるという調査もあることから、友田教授らは今回の手法を使い脳の状態を可視化することで、うつ状態の母親を特定し、幼児虐待などの防止につなげてもらいたいとしている。