アメリカ軍・普天間基地の辺野古移設が争点となった沖縄県名護市の市長選挙で、初当選を果たした渡具知武豊氏は５日、選挙結果について、「複雑な民意が示された」との認識を示した。

この結果を受けて安倍首相は５日朝、普天間基地の移設を進めていく方針を強調した。

安倍首相「最も強いと言われている３選目の現職市長、破るのは難しいと思っていましたが本当に勝ってよかったと思っています。そして基地問題については市民の皆様のご理解をいただきながら最高裁の判決に従って進めていきたい」

また、安倍首相は「経済や教育など市長が公約したことについては、国も責任をもって応援していきたい」と述べた。