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シリア反体制派が軍用機撃墜、露が報復攻撃

2018年2月4日 9:30

内戦が続くシリアで、ロシアの軍用機が3日、反体制派に撃墜され、脱出したパイロットが殺害された。ロシアは直ちに報復攻撃を行った。

ロシアメディアによると、シリア北西部・イドリブで3日、上空を飛んでいたロシアの攻撃機が、地上からの攻撃を受けて撃墜された。パイロットはパラシュートで脱出したものの、反体制派との戦闘で殺害されたという。

ロシアは、反体制派の携行型の対空ミサイルで撃墜されたとして、ミサイルが発射された場所に報復攻撃を行い、テロリスト30人以上を殺害したと発表した。

アサド政権を支持するロシアは、2015年9月からシリア内戦に軍事介入し、反体制派への攻撃を行っているが、自身の軍用機が撃墜されるのはまれ。