ダンス＆ボーカルグループ、ＥＸＩＬＥの松本利夫（４２）が２日、東京・品川プリンスホテル　クラブｅＸでワンマンＳＨＯＷ「『ＭＡＴＳＵぼっち０５』—レコード—」の初日公演を行った。

　セルフプロデュースするソロ公演の第５弾。前公演から約２年が経ち、松本は「前回やらせてもらった時にお客様がすごく温かく迎えてくれた。声援とかもすごくあげてくださったので、ボクはそれがすごくやりやすく、（今回も）一緒に楽しめる空間をつくれたらなと思います」と意気込みを語った。

　舞台は風変わりなジャズバーを訪れた靴メーカーのサラリーマンが、店のレコードを再生するごとに、バスケ選手やコメディアンなど、自分とはまったく違う他人の人生を体験していく物語。得意の芝居やダンスに加え、サックス演奏やギネス世界記録にも挑戦する内容で、「自分も一生懸命やる中で、お客さんも本気で応援してくれるようなガチな演目が多いので、そこも楽しんでもらえるといいですね」と期待を寄せた。

　２０１５年に４０歳を迎えたことを機に、パフォーマーを卒業したＥＸＩＬＥが今秋、３年ぶりの全国ドームツアーを開催する。
　
　心境を問われると「自分が外から見るＥＸＩＬＥのライブは初めてなので、どういう気持ちで見るのかなってソワソワしていると言いますか。ワクワクとソワソワと。感情の整理はまだついていない」と松本。ライブにサプライズ出演する可能性については「体力的には自信があるんですけど、こればっかりは（ライブを）見てみないと何とも言えないです」と話した。