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がんになって見つけたコト7 変わらぬ自分

2018年2月4日 13:00
がんになって見つけたコト7 変わらぬ自分

日本テレビ報道局では、2月4日の「世界がんデー」ちなんで、劇的に変わった「がん」を取り巻く現状を取材。治療の最前線のほか、「がん」と共に生きる様々な人々を紹介するキャンペーンを展開しています。

がんにり患した皆さんに「がんになって見つけたコト」というテーマでメッセージを寄せてもらいました。「がん」と共にある人、その家族、友人、そしてすべての人に勇気と希望をもってもらえるよう、「がんの先にある未来」について考えていきます。


◆「変わらない自分」
藤澤園子さん(46歳・乳がん)

「(治療の副作用で)脱毛してツルツルになったときも意外にショックじゃなくて、新しい(自分の)側面もあるんだ、と気づいた。けれども結局、自分は自分なんだな。変わらない自分を知ったことで、今の自分を、そのままでいいのかな」


◆「ひとのきもち」
西村昌史さん(54歳・胃がん)

「私にはステキな彼女がいるので。実は彼女は(前の)ご主人を胃がんで亡くしていますので、俺まで死ぬわけにはいかない。未来は明るいかなって思っています」


◆「新しい生きがい」
田中ゆきえさん(56歳・乳がん)

「同じようながん患者の立場の方を支援していこうと。自分が何のために生きているのか、考えたこともなかったので、今は自分のそういった使命感を持って生きているので。そういう意味では楽しい」


※いずれも取材した今年1月時点での年齢です。