貴乃花親方は落選 阿武松親方は理事候補に
日本相撲協会の理事候補選挙が行われ、先月、理事を解任された貴乃花親方は落選し、5期連続での当選とはならなかった。
定員10人に対し、11人が立候補した理事候補選挙。およそ100人の親方が両国国技館を訪れ、投票は午後2時頃から始まった。
当選ラインは9票と言われる中、11票を持つとされる貴乃花一門からは、貴乃花親方と阿武松親方の2人が出馬。どちらも当選するためには同門の票だけでは足りないため、一門の枠を超えた支持をどれだけ集められるかが注目されていた。
そして投票の結果、阿武松親方が8票を獲得し、初めて理事候補に選出。先月、理事を解任された貴乃花親方は2票にとどまり、貴乃花一門から2人の理事候補を出すことはできなかった。