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“例年になく非常に強い寒気”厳重警戒を

2018年2月2日 16:12

例年になく非常に強い寒気が流れ込む影響で、北日本から西日本の日本海側では、7日にかけて雪が強まる見通しで、国土交通省と気象庁は、車の立ち往生などに厳重に警戒するよう緊急の呼びかけを行った。

気象庁によると、3日から西高東低の冬型の気圧配置が強まり、例年になく非常に強い寒気が日本列島に流れ込む影響で、北日本から西日本の日本海側では、7日にかけて大雪になるという。

これを受け、国土交通省と気象庁は2日午後2時半、不要不急の外出は控えると共に、車を運転する際には早めにチェーンを装着するよう緊急の呼びかけを行った。

日本海側の大雪をめぐっては、去年1月に鳥取自動車道で約600台の車が2日間にわたって立ち往生したり、先月11日から12日にかけて、JR信越線の列車が新潟県三条市で約15時間半にわたって立ち往生したりする被害が出ている。

国交省と気象庁は、今回も同じような被害が出る恐れがあるとして、大雪や猛吹雪による交通障害に厳重な警戒を呼びかけている。