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雪によるケガ人 関東1都6県で約30人

2018年2月2日 12:28
雪によるケガ人 関東1都6県で約30人

首都圏では雪の影響で、一部の交通機関や入学試験への影響がみられ、ケガ人も出ている。

東京・八王子市の住宅街で立ち往生するトラック。何度も発車しようと試みるが、凍った路面でタイヤが空転し前に進めない。

1日夜から各地の道路では、積雪や凍結の影響がみられた。

高速道路は、首都高速で先月22日に長時間、車が立ち往生した山手トンネルの全線が一時通行止めになったほか、関東の広い範囲でチェーン規制が行われた。

また、首都圏のJR・私鉄各線は始発からほぼ通常通り運行し、大きな混乱はみられなかった。通勤客の中にはあらかじめ雪対策をした人も。

通勤客「きょうはバス。いままではバイクで行っている。雪が降ると滑るから」「こんなに(雪が)積もるとは思わなかった。ちょっと早めに起きて、電車とまってしまうので」

空の便も、日本航空が午前中に羽田空港を発着する30便が欠航したが、その他の航空会社の便に影響は出なかった。

また、首都圏の私立中学校の多くで入学試験が行われたが、一部で試験時間の繰り下げなどの影響が出た。バスが最寄りのバス停に近づけず、途中で降りて歩いてきた受験生の姿もみられた。

受験生「(雪をみて)これやばいなと思った」「雪が降ると聞いたので、3日か4日前に親に(スノーブーツを)買ってきてもらった」

雪によるケガ人は午前11時現在、関東の1都6県で約30人となっている。