首相、会談で「米軍機に安全配慮要求」へ
2日の衆議院予算委員会で、安倍首相は沖縄でアメリカ軍機のトラブルが相次いでいることについて、来週予定されているペンス副大統領との会談で安全への最大限の配慮を求める考えを示した。
普天間基地移設の是非が争点となっている名護市長選挙の投開票を2日後に控え、安倍首相はペンス副大統領にも安全に配慮するようクギを刺す考えを強調した。
公明党・石田政調会長「ペンス米国副大統領が訪日をされると。どういう方向性、どういう方針で話し合いがされるのか」
安倍首相「米軍機によるトラブルが連続して起きていることを踏まえ、安全面に最大限配慮するよう強く求めたいと思っております」
石田「我々としては(沖縄に)そういうご苦労をお願いしてると。こういう姿勢は微塵(みじん)も忘れては私はいけないと」
また、安倍首相は、ペンス副大統領との会談で北朝鮮問題をめぐり「日米韓でしっかりと連携して、あらゆる方法で圧力を最大限まで高めていく必要性を改めて確認したい」と述べた。
平昌オリンピックに向け、北朝鮮との融和ムードを高める韓国に対しても日米と足並みをそろえるよう求めていく方針。