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がんになって見つけたコト4 日常の幸せ

2018年2月1日 13:15
がんになって見つけたコト4 日常の幸せ

日本テレビ報道局では、2月4日の「世界がんデー」ちなんで、劇的に変わった「がん」を取り巻く現状を取材。治療の最前線のほか、「がん」と共に生きる様々な人々を紹介するキャンペーンを展開しています。

がんにり患した皆さんに「がんになって見つけたコト」というテーマでメッセージを寄せてもらいました。「がん」と共にある人、その家族、友人、そしてすべての人に勇気と希望をもってもらえるよう、「がんの先にある未来」について考えていきます。


◆「本当に大切にしたいもの」
香川早紀さん(34歳・子宮頸がん)

「悩んでいる時でも、苦しんでいる時でも、『私らしい』と言って、そのままを受け止めてくれる人たちが周りにいてくれた。変わらなかったです。私の気持ちはがんになったことによって、もっと家族に対して愛せるようになったな、というふうに思っています」 


◆「何も変わらない」
丸子裕業さん(55歳・基底細胞母斑症候群)

「私のがんは、まだまだ軽い方ですから私は恵まれているなと思いました。(がんに)なる前もなった後も、自分の気持ち、実際に生きている(自分は)何も変わっていないってことですね。生きていることはうれしいです」


◆「日常の幸せ」
りえさん(40歳・乳がん)

「仕事ができるということだったり、家族と時間を過ごすっていうことだったり、日常が過ごせることって幸せなんだなって。ありがたいなって。母が毎日家に来てくれて食事を作ってくれていた。それが本当においしいなと思って…そこのありがたみを感じられたことも、本当に幸せだなと感じた」


※いずれも取材した今年1月時点での年齢です。