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攻撃反対が原因?米駐韓大使内定も取り消し

2018年1月31日 23:40

アメリカの次の駐韓大使に就任することが内定していた元政府高官が候補から外されたと、有力紙が1月30日に報じた。トランプ政権が検討している北朝鮮への限定攻撃に反対したことなどが要因とされている。

これは「ワシントンポスト」が関係者の話として伝えたもので、次の駐韓大使に就任することが内定していたビクター・チャ氏が候補から外された。

チャ氏は、ブッシュ政権時代の2004年以降、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で次席代表を務めた人物だが、去年12月、ホワイトハウスの関係者に対し、政権が検討している北朝鮮への限定攻撃、いわゆる「鼻血作戦」に同意しない姿勢を伝えていたという。

ホワイトハウスは、現在、新たな候補者を探していて、オバマ前政権の元政府関係者は「このタイミングでの候補取り下げは異例だ」と話しているという。