中国とラオスの国境の検問所を、ゾウが悠然と越えていく様子をカメラが捉えていた。

朝４時過ぎの中国、雲南省の国境の検問所。監視カメラが捉えたのは検問所を悠然と越えていく１頭の野生のゾウ。ゲートをまたいで国境を越えると、ラオス側へと入って行った。

警備の兵士らは、なすすべもなく通り過ぎるゾウをただ見守る。

そして約２時間後、散歩を楽しんだのか今度はゲートの横をすり抜け、中国へと帰国した。

国境警備隊によると、冬のエサが少なくなる時期、ゾウはたびたび人が住むエリアに現れるのだという。