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米・FBI副長官が辞任 圧力との見方も

2018年1月30日 6:23

アメリカ・トランプ大統領から批判を受けていたFBI(=連邦捜査局)のナンバー2、マッケイブ副長官が29日、辞任したと複数のアメリカメディアが報じた。辞任に追い込まれたとの見方も出ている。

「NBC」などによると、今年3月以降の引退が取りざたされていた、FBIのマッケイブ副長官が29日、突如、辞任した。

トランプ大統領はかねて、マッケイブ氏が民主党・ヒラリー氏との関係が近く、偏っているなどとして批判を繰り返してきた。先週も、大統領の意をくむセッションズ司法長官がマッケイブ氏の更迭をFBI長官に迫ったと報じられている。

ホワイトハウスは今回の決定に「関与していない」としているが、圧力の結果、辞任に追い込まれたとの見方も出ている。