外国人観光客の利用者が増加していることを受け、屋形船のシージャックを想定したテロ訓練が行われた。

訓練は、東京・品川区にある屋形船の船着き場周辺で銃を持った犯人が屋形船をシージャックしたという想定で、警視庁・品川警察署の捜査員や船会社の従業員ら約３０人が参加して行われた。

船の利用客や従業員が避難した後、発砲する犯人を警備犬を使うなどして制圧したほか、別の犯人が置いていった爆発物をマジックアームを使って撤去する訓練が実施された。

警視庁は「テロはいつどこで起きてもおかしくないという認識で、警察、企業、住民が一体となってテロを許さないまちづくりを進めていきたい」としている。