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草津白根山噴火でホテルなど約3億円損失

2018年1月30日 17:06
草津白根山噴火でホテルなど約3億円損失

群馬県の草津白根山の噴火から30日で1週間、火山活動は落ち着いてきている。

町役場などでは30日朝、噴石の直撃を受け亡くなった自衛隊員に、黙とうがささげられた。

30日朝、現場に近い草津国際スキー場や草津町役場では、噴火が起きた午前10時2分にあわせて、噴石の直撃を受け亡くなった陸上自衛隊の伊沢隆行さんに黙とうがささげられた。

草津白根山では、26日以降、火山性微動は観測されず地震の回数も減ってきているが、気象庁は今後も同じ規模の噴火が起きる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。

一方、草津温泉旅館協同組合によると、噴火以降の3日間で、組合に加盟する旅館やホテルで約5500件の宿泊予約のキャンセルがあった。組合は、損失は約3億円にのぼると試算している。