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NYダウ 利益確定売りで177ドル安

2018年1月30日 8:16

29日の米・ニューヨーク株式市場は、先週大きく値を上げたことを受けて、利益確定のための売りが進んだ。ダウ平均株価は180ドル近く値を下げて取引を終えている。

29日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、先週末比177ドル23セント安の2万6439ドル48セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も39.27ポイント下げて7466.50で取引を終えている。

ダウ平均株価は先週後半に大きく値を上げたことで、この日は取引開始から利益確定のための売りが進んだ。特にIT大手のアップルや、建設機械大手のキャタピラーが大きく売られ、市場を押し下げている。

また長期金利が3年9か月ぶりの高水準となったことで金融関連株は買われたものの、IT関連株などには重荷となった。

市場関係者は「31日に控えた航空大手ボーイングとIT通販大手のアマゾンの決算を市場は注目している」と話している。