日本でベンチャー育成 環境構築への挑戦4
Plug and Play Japanのフィリップ・誠慈・ヴィンセント代表に聞く「飛躍のアルゴリズム」。最後のキーワードは「Try many, fail quickly」。フィリップ氏が語る飛躍のアルゴリズムとは――
■“真の成功”を得るには
――フィリップさんの飛躍のアルゴリズムをお願いします。
英語になってしまうんですが、「Try many, fail quickly」です。
――これはどういった意味なんでしょうか。
日本語では「たくさん挑戦して、早く失敗すること」です。挑戦というと、リスクが高いという意味で捉えてしまうんですが、リスクを取りたくない、失敗も許されないというのは多分、日本の文化だと思うんです。
リスクを取らないことに多分、一番大きいリスクがあって、更に失敗することによって学ぶこともたくさんあると思うんです。なので、皆さんにどんどん失敗をして欲しいというか。たくさん挑戦して、早く失敗することが、より早く“真の成功”に導く方法と思うんです。