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コインチェック 仮想通貨“取引停止”続く

2018年1月27日 11:56
コインチェック 仮想通貨“取引停止”続く

仮想通貨の取引所を運営する「コインチェック」は26日夜遅く、顧客から預かっている仮想通貨およそ580億円分が不正アクセスにより流出したと発表したが、27日午前11時半現在も、ほぼ全ての仮想通貨の取引を停止している。

コインチェックによると、不正アクセスによる流出があったのは「NEM」と呼ばれる仮想通貨およそ580億円分で、26日午前3時頃から複数回にわたって行われたという。また「セキュリティー対策が十分でなかった」とする一方、詳しい原因については「究明中」と説明するにとどまり、顧客への補償方法については検討中だという。

現在もコインチェックは、ビットコイン以外の全ての仮想通貨の取引を停止している。

和田晃一良社長「技術的な難しさと、それを行うことのできる人材が不足していることが原因。このような事態に陥ってしまったことについては深く反省しております」

金融庁は去年から仮想通貨の取引所を登録制にして規制を強化しているが、コインチェックはまだ登録を認められていなかった。