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被害減少へ 特殊詐欺対策プロジェクト発足

2018年1月26日 20:44

急増する特殊詐欺の被害を減らすために、警視庁は新たに、「特殊詐欺対策プロジェクト」を発足した。

警視庁が新たに発足した「特殊詐欺対策プロジェクト」は、急増する特殊詐欺事件の被害の減少や、事件を主導しているとみられる暴力団などの検挙を目的としている。

特殊詐欺事件は、詐欺事件を担当する刑事部や暴力団事件を担当する組織犯罪対策部などの各部にまたがっていたが、今回のプロジェクトで各部から、約300人の捜査員が一堂に集められ、捜査を行っていくという。

去年の都内における特殊詐欺認知件数は3500件を超え急増したが、警視庁の島根悟副総監は「警視庁の総合力を生かし、特殊詐欺の根絶に向け努力したい」としている。