ミャンマーの少数派のイスラム教徒ロヒンギャがバングラデシュに避難し難民化している問題で、ミャンマーは２４日、帰還したロヒンギャを受け入れる施設をメディアに公開した。

ミャンマー当局は一部のメディアに対し、ロヒンギャの難民らが、避難先のバングラデシュからミャンマーに帰還した際に一時的に宿泊するための施設を公開した。

バングラデシュ側が、施設の準備が不十分などの理由から２３日に始まる予定だった帰還を延期したのに対し、ミャンマー側としては受け入れ態勢が整っているとアピールする狙いもあるとみられる。

ただ、いくつかの建物はまだ完成しておらず、実際にいつ帰還が始まるかは不透明。