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草津白根山に新たな監視カメラ設置 国交省

2018年1月25日 17:05
草津白根山に新たな監視カメラ設置 国交省

群馬県の草津白根山では、さらなる噴火への警戒が続けられているが、国土交通省の災害派遣チームは25日、現地に新たな監視カメラを設置した。

23日の草津白根山の噴火を受け、国土交通省の災害派遣チームは25日、今回の火口になった鏡池付近から約4キロ離れた場所に、新たな監視カメラを設置した。

これまで鏡池付近からの噴火は想定されておらず、監視体制も手薄だったが、24日、気象庁が草津町役場に設置したカメラなどと合わせて監視するかたちになり、気象庁が噴火直後に避難を呼びかける「噴火速報」にも活用されることになる。

一方、草津白根山の最新の状況だが、気象庁によると24日午後3時以降、地下の熱水などの移動を示す火山性微動や地震などはほとんど観測されていない。落ち着いた状態が続いているが、気象庁は、今後も噴火の可能性があるとして、入山を規制する噴火警戒レベル「3」を維持し、警戒を呼びかけている。