中国・北京で、日本食を広めるイベントが開かれ、中国でも人気の俳優・松重豊さんらが日本の米の魅力をアピールした。

イベントでは、現地の日本料理店が「ひつまぶし」や「カニめし」など日本米を使った料理を披露。さらに、グルメをテーマにしたドラマで中国でも知名度が高い松重豊さんらが参加して、日本米の魅力をアピールした。

松重豊さん「（米は）いろんな五感を刺激する、ものすごい可能性を秘めた食べ物。（日本米の魅力を）中国の方に感じていただけると嬉しい」

中国では、この４年間で日本料理店が３万店舗ふえ、日本食ブームが続く一方で、日本米の中国への輸出量は伸び悩んでいる。

イベントを主催した日本大使館は、中国のインターネット販売大手「アリババ」と連携して日本米のネット販売を始めるなど、販路拡大も進めていきたいとしている。