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アサド政権“化学兵器”使用か シリア

2018年1月24日 15:00

シリアのダマスカス近郊で22日、アサド政権によるとみられる化学兵器の疑いがある攻撃があったとアメリカ政府が明らかにした。子どもを含む20人以上が被害を受けたという。

ティラーソン国務長官によると、反体制派の支配下にあるダマスカス近郊の東グータで22日、アサド政権によるとみられる化学兵器「塩素ガス」の使用が疑われる攻撃があった。子どもら20人以上の市民が被害を受けたという。

ティラーソン国務長官は声明で、アサド政権の後ろ盾であるロシアが「責任を負っている」と強く非難した。

トランプ大統領は去年4月、アサド政権が化学兵器による攻撃を行った対抗措置としてシリア国内の空軍基地を巡航ミサイルで攻撃している。