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リニア談合事件受け大林組が社長交代を発表

2018年1月24日 0:12
リニア談合事件受け大林組が社長交代を発表

リニア中央新幹線の工事入札をめぐる談合事件で東京地検特捜部から捜査を受けている大林組が、社長交代を発表した。

大林組・白石達社長「捜査を受けている状況を踏まえ、早期に執行体制を一新し、将来に向けた経営のかじ取りを新たにスタートする」

ゼネコン大手・大林組の白石達社長は3月1日に社長を辞任すると発表した。捜査を受けたこと自体、大林組の法令順守の態勢に欠陥があったからだとの認識を示し、新たな体制のもとで、再発防止に努める必要があるとした。

また、23日付で、リニアの工事を担当する土木部門トップの土屋副社長が退任した。

大手ゼネコン4社のうち、大林組と清水建設はすでに特捜部などに談合を認めているが、鹿島建設と大成建設は、不正はないとして認めない方針。