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北の船“瀬取り”か 外務省が安保理に通報

2018年1月24日 21:43
北の船“瀬取り”か 外務省が安保理に通報

外務省は、北朝鮮の船が東シナ海で違法な物資の積み替え、いわゆる「瀬取り」を行った疑いがあるとして、国連安全保障理事会に通報したと発表した。

外務省によると今月20日、東シナ海の公海上で、国連の制裁対象に指定されている北朝鮮籍のタンカーが、ドミニカ籍のタンカーと接触している現場を、海上自衛隊のP3C哨戒機が発見したという。

この際、2隻の船は夜間に照明をつけて横付けしていたうえ、北朝鮮のタンカーは名前を偽装していたという。

政府はこれらの状況から、この2隻が安保理決議で禁止された「瀬取り」を行っていたことが強く疑われるとして、国連安保理に通報した。

また、ドミニカ籍のタンカーに関係する国などに対し、事案を注視していることを表す「関心表明」を行った。