アメリカのＣＩＡ（＝中央情報局）のポンペオ長官は、北朝鮮がアメリカ本土に向けた核攻撃を「あと数か月」で行えるようになるとの認識を示した。

ポンペオ長官は２２日に放送されたＣＢＳテレビのインタビューで、北朝鮮の核・ミサイル開発について「規模は拡大し、より強力になり、より確実性を増してきている」と述べ、危機感を示した。

その上で、北朝鮮がどれぐらいの期間でアメリカ本土に向けた核攻撃を行えるようになるかについて「数か月」と述べた。核弾頭を搭載できるＩＣＢＭ（＝大陸間弾道ミサイル）の完成が近づいているとの認識を示したもの。

ポンペオ長官は半年前にも同じ発言をしているが、これを認めた上で「その未来が訪れる日を先延ばししようと政府は努力している」と述べた。