フィリピン・マヨン山 火山活動が活発化
フィリピンのマヨン山で火山活動が活発化していて、22日にも噴火が確認された。フィリピン当局は今後、大規模な噴火の恐れがあるとして警戒を強めている。
マヨン山はフィリピンのルソン島南部にある活火山で、今月13日に噴火が確認されて以降、火山活動が活発化していた。22日に再び噴火が確認され、火口から噴煙が上がったほか、周辺の町に火山灰が降るなどの影響が出ている。
フィリピンの火山地震研究所は今後、大規模な噴火の恐れがあるとして、警戒レベルを5段階のうち上から2番目にあたるレベル4に引き上げた。また、半径8キロ以内が立ち入り禁止区域となっていて、約4万人の住民が避難している。
マヨン山は2013年の噴火で5人が死亡するなど、噴火を繰り返している。