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成田、羽田7千人超が一夜…機内2時間半も

2018年1月23日 6:51
成田、羽田7千人超が一夜…機内2時間半も

大雪の影響で交通機関の乱れが続いている。中央道では上下線で10キロ以上の渋滞が起きるなど、高速道路は圏央道、関越道、東北道などの一部区間で現在も通行止めが続いている。

首都高速の山手トンネルでは、22日午後7時頃、西新宿ジャンクションでトレーラーが立ち往生したのをきっかけに激しい渋滞が10時間以上続いた。渋滞に巻きこまれた人は、「トンネル内では1時間に数百メートルしか進まず、トイレにも行けないので、車から降りて、非常口に向かって歩く人を見た。放置された車も見かけた」と話している。

脱出した乗客「トイレもね、あと水もないし食べ物もないし、8時間ですからね。ぞっとしますよね」

羽田空港から吉祥寺へ向かっていたバスも1歳の子供を含む乗客が一時、身動きが取れなくなった。

立ち往生したバスの乗客「トンネルの中なので窓を開けると排ガスが入ってくるので開けないでくださいと言われていて、車の熱で車内がちょっと暑い。とりあえず早く帰りたい。疲れがピークですよね」

一方、首都圏の鉄道各線は、始発からほぼ平常通り運転する予定だが、鉄道各社は時間に余裕を持って出かけるよう呼びかけている。

空の便では出発便のキャンセルなどで、成田空港と羽田空港で合わせて7300人が一夜を明かした。

空港に泊まる人「2時間半、飛行機の中で待たされた。もうしょうがない、ここで1泊しようと。明日の朝の便で帰ります」

日本航空と全日空では23日も合わせて50便の欠航が既に決まっている。