北朝鮮の平昌オリンピック参加をめぐる、ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）と北朝鮮、韓国の関係者らによる会談が、日本時間２０日夕方から始まる。北朝鮮が参加の意向を示している４種目や、選手団の規模などが正式に決定する見通し。

会談ではＩＯＣのバッハ会長が議長を務め、北朝鮮と韓国の関係者や、平昌オリンピック組織委員会の委員長らが出席する予定。これに先立ち北朝鮮と韓国は１９日、それぞれＩＯＣ側と接触し、北朝鮮が参加の意向を示している「フィギュアスケート・ペア」や、南北合同チーム結成で合意した「アイスホッケー女子」など４種目の選手団の規模などについて事前協議が行われた。

韓国・都鍾煥文化体育観光相「（北朝鮮は）多くの種目と選手の参加を求めているが、できるだけ多くの選手を出場させたい」

会談は１日で終了し、日本時間２０日深夜にもバッハ会長が決定内容を発表する見通し。