自殺者数 8年連続減少するも10代は増加
去年1年間に自殺した人は、8年連続で減少したが、10代の若者の自殺は増加したことが分かった。
警察庁によると、去年自殺した人は、前の年に比べ757人減り2万1140人だった。
年代別でみると最も多いのは40代で、自殺した人のうち約17%を占め、次いで多いのは50代・60代だった。20代以上の全ての世代で前の年より減ったが、10代の自殺者は29人増え、516人だった。
去年、神奈川県座間市でSNSに自殺願望を投稿した若者が殺害された事件を受け、厚生労働省は「LINE」などを使った相談を実施するとしている。