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トランプ政権のリスク 日本はどう対応?

2018年1月19日 21:36

ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。まもなく2年目を迎えるアメリカのトランプ政権が抱えるリスクに日本はどう対応すればいいのかについて。

海野素雄氏「最初はバノン氏。バノン失脚が加速する可能性がありますから、あまり過大評価しない方がいい、バノン氏を。第2点目はペンス副大統領とのパイプを太くした方がいい、日本は。ペンスさん(来月)来日しますし、保険を掛けておいた方がいいですね。

次が、中間選挙の11月6日の投票日までに必ずトランプ大統領が精神的に不安定な言動を起こす。世界が、あるいはホワイトハウスが、ワシントンが、トランプ大統領というのはやはり不安定だと見る。その不安定な元首に近づきすぎるというのはリスクになってくるんですよね」

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中林美恵子氏「私はやっぱりアメリカのトップですから、トランプ大統領とうまくやれるだけはやっておく必要があると思う。だからといって、トランプ大統領がすることに日本の国益が合わない時、全部付いていく必要はないと思う。しかしトランプ大統領の性格を見ると、やっぱり仲良くする人にはすごくいいわけですから。少しでも非難するとそれに反発が返ってくるということを考えると、安倍首相がやっているような方法しかもう残っていないんだと思う。

ただし北朝鮮とか日米安保とか様々な課題が残っているので、これがきちっと伝えられるような、日本の意向がきちっと届くようなパイプを持つ必要があると思う」