同じ方面に向かう複数の利用者が一緒に乗る「相乗りタクシー」。実証実験が、来週から始まる。

実証実験が始まる「相乗りタクシー」は、目的地が同じ方向の客同士が、スマートフォンの「マッチングアプリ」を使って同乗する相手を見つけ、１台のタクシーを割安な運賃で利用するもの。

利用者がこのアプリに乗り降りする場所や大きい荷物の有無などを入力すれば、同じ方向に行きたい人が自動的にマッチングされ、配車も行われる仕組み。

料金も乗る前に決まり、単独で乗るよりも６割から８割程度の料金で済むという。

東京ハイヤー・タクシー協会　川鍋一朗会長「日本のタクシーをより柔軟に緩和していく。一般消費者の利便性を追求してまいります」

「相乗りタクシー」の実証実験は、２２日から東京２３区などで行われる。