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露疑惑…大陪審の証言求めバノン氏に召喚状

2018年1月17日 16:17
露疑惑…大陪審の証言求めバノン氏に召喚状

アメリカ・トランプ政権のいわゆるロシア疑惑をめぐり、捜査を指揮する特別検察官がトランプ大統領の最側近だったバノン氏に対し、大陪審での証言を求める召喚状を送っていたと報じられた。

バノン氏は16日、大統領選でのトランプ陣営とロシアとの共謀を調査する議会の委員会に出席し、非公開の聴取に応じた。

こうした中、有力紙「ニューヨークタイムズ紙」の電子版は関係者の話として、ミュラー特別検察官が先週、バノン氏に大陪審での証言を求める召喚状を送ったと伝えた。

大陪審は一般市民から選ばれた陪審員が犯罪を審理する制度。ただ、バノン氏が捜査チームによる聴取に応じれば、召喚は見送られる可能性があるとしている。

バノン氏は、トランプ政権の暴露本をめぐって大統領の逆鱗(げきりん)に触れ、孤立を深めていて対応が注目される。