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空き物件活用、リクルートが民泊事業参入へ

2018年1月17日 14:16
空き物件活用、リクルートが民泊事業参入へ

リクルートが賃貸情報サービス「SUUMO」の空き物件を活用して民泊事業に参入すると発表した。

リクルートによると、世界最大級の民泊仲介サイト「Airbnb」社と提携し、今年6月以降に民泊事業に参入する。スーモは623万件の賃貸物件を掲載する国内最大級の不動産情報サイトで、掲載物件の所有者が希望すれば、旅行者などに短期間部屋を提供する民泊としても活用できる仕組み。

リクルートでは、人口減少などで物件の借り手がなかなかつかない中、空き家対策につなげたい考え。民泊事業をめぐっては楽天やKDDIの子会社など異業種の参入が相次いでいるが、利用者のマナーや近隣住民からの反対など課題もあり、健全な運営が求められる。