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メーカー、防衛省に約26億円の水増し請求

2018年1月17日 21:40
メーカー、防衛省に約26億円の水増し請求

防衛省は、自衛隊の航空機の計器の修理などを行っている精密機器メーカーが約26億円の水増し請求を行っていたと発表した。

防衛省によると、水増し請求を行っていたのは東京・町田市の「東京航空計器」で、航空機のコンパスなどの修理にかかった作業時間を実際より多く申告し、少なくとも2009年度から8年にわたり340件、あわせて約26億円を過大に請求していたという。

「東京航空計器」が自ら報告したことで発覚したもので、「東京航空計器」は17日、水増し請求分と違約金38億円などを加えた約70億円を国庫に納めた。

防衛省に対する過大請求は今回で32件目で、防衛省は「水増し請求を見抜けなかったことは遺憾であり、再発防止に取り組みたい」とコメントしている。