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弾道ミサイル“緊急警報”誤送信~ハワイ州

2018年1月14日 13:10

アメリカ・ハワイ州で13日、弾道ミサイルの脅威が迫っているとの緊急警報が誤って一斉送信され、一部の住民が避難する騒ぎとなった。

≪全員速やかに避難してください≫

ハワイ州で13日午前8時すぎ、「弾道ミサイルの脅威が迫っている。直ちに避難所を探すように。これは訓練ではない」との緊急警報が住民らの携帯電話に誤って一斉送信された。

ハワイ州知事は、職員がシステムのボタンを押し間違えたとして謝罪したが、訂正のメッセージが送られたのは誤った警報が出てから38分後だった。

警報を受信した男性「通りをみんな走っていた。必死だった。全然笑えない」「大混乱の朝だった。私の妻は泣いていた。何をすべきか分からなかった」

ハワイ州では去年12月、北朝鮮の核・ミサイル攻撃を想定し、避難を呼びかける訓練が行われるなど警戒感が高まっていた。