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炎上のタンカー 奄美大島の西で漂流続ける

2018年1月13日 19:10
炎上のタンカー 奄美大島の西で漂流続ける

今月6日、東シナ海で香港籍の貨物船が衝突し炎上を続けているタンカーは鹿児島県の奄美大島の西、日本の排他的経済水域で漂流を続けている。

第10管区海上保安本部によると貨物船の乗組員は救助されたが、炎上を続けているタンカーの乗組員32人の安否は不明となっていた。

ロイター通信などによると、中国や日本などの船舶13隻がタンカーの消火活動などにあたっているが、13日、救助隊がデッキで2人の遺体を収容し、航海情報を記録した装置も回収したという。ただ、船員らが滞在していた部屋付近は温度が89℃に達していたため近づくことができず、救援隊は救助船に引き返したという。