×

北の密輸防止 海自が半島西側で警戒監視

2018年1月13日 16:06
北の密輸防止 海自が半島西側で警戒監視

核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する石油などの密輸を防ぐため、海上自衛隊が、朝鮮半島西側の黄海で警戒監視を行っていることが分かった。

防衛省関係者によると、国連の安全保障理事会で北朝鮮への石油精製品の輸出を厳しく制限する制裁決議が採択されたことを受けて、海上自衛隊の護衛艦やP3C哨戒機が、日本海や東シナ海のほか、朝鮮半島西側の黄海で警戒監視活動を行っているという。

制裁の抜け道となっている石油などの物資を海上で積み替える密輸を防ぎ制裁の実効性を高めることが狙い。

なお、自衛隊は不審船を強制的に検査することができないため、発見した場合には写真を撮るなどしてアメリカ軍に情報を伝えているという。