北朝鮮の金正恩委員長は「制裁が１００年続いたとしても突破できない難関はない」と述べ、制裁に屈しない姿勢を強調した。

１２日付の朝鮮労働党の機関紙労働新聞は、金委員長が国家科学院を視察したことを伝えた。

金委員長は「我が国の戦略的地位を強化することができた秘訣（ひけつ）の一つは、科学技術の発展に力を入れてきたことにある」として核ミサイル開発の正当性を強調した。

科学者らを「あらゆることが足りない難しい条件で仕事をしている」とたたえ、科学技術があれば「敵が１０年、１００年、制裁を続けても突破できない難関はない」として国際社会の制裁に屈しない姿勢を示した。